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夏のハモニカ学校2000
緑あふれる東丹沢のキャンプ場を会場に、プロプレイヤーとハーモニカ三昧の3日間!
2000年、8月25日から27日までの3日間
神奈川県立愛川ふれあいの村を会場に「夏のハモニカ学校」が催された
ハーモニカ愛好者たちのひと夏の出会い・・・
そのひとこまをリポートする
キャンプファイヤーライブを終えて
暑かった夏が終わりを告げる頃、「夏のハモニカ学校」も「また来年も!」という参加者たちの声とともにその幕を閉じた。
二泊三日の会場となった「愛川ふれあいの村」は、行く夏を惜しむかのようなかまびすしい蝉時雨が印象的だった。
東京、神奈川はもとより遠く沖縄や福岡、広島、岡山、新潟など全国から小学4年生から71歳の年配の人まで「ハーモニカが好き」の一点で集まった総勢80名あまりの人たち。
暑い暑い夏、各々の心にいろんな想い出を残してくれたはずだ。
暑かった夏が終わりを告げる頃、「夏のハモニカ学校」も「また来年も!」という参加者たちの声とともにその幕を閉じた。二泊三日の会場となった「愛川ふれあいの村」は、行く夏を惜しむかのようなかまびすしい蝉時雨が印象的だった。
東京、神奈川はもとより遠く沖縄や福岡、広島、岡山、新潟など全国から小学4年生から71歳の年配の人まで「ハーモニカが好き」の一点で集まった総勢80名あまりの人たち。
暑い暑い夏、各々の心にいろんな想い出を残してくれたはずだ。
ライブの余韻に浸って、誰かがギターをつま弾けば、誰かがスプーンを打ち鳴らし、手拍子がわき、自然とハーモニカセッションが始まる。
今ここで初めて出会ったとは思えないくらいハーモニカが、音楽が、こんなにも人を近しくする。
時を忘れるくらいに盛り上がって、二晩の平均睡眠時間は2~3時間。
ぼんやりとした頭で、遠く過ぎ去った学生時代の頃を思い起こす。
ヤンシーさん、コテツさんをバックにふ~みんさんのハーププレイ
二日目の夜、クラシッククロマチックの世界で、確固たる地歩を築いておられる和谷 泰扶さんが日頃あまり交流のないブルース畑の人たちに出会って、ステージ以外ではめったに吹かない「マラゲーニャ」を吹いてくれた。
それまでのざわめきが嘘のようにシーンと静まり返る。
クロマチックハーモニカでここまで吹けるのかという感嘆の静寂だ。
音楽の垣根を越えて一緒に楽しんで下さった和谷さんも「本当に楽しかった」と声をかけてくださる。
まさにこうした場でなければ叶わない出会いが嬉しい。
屋外でのコテツさんのセミナーも熱が入る
また来年もやらねば、心にそう誓う。忙しい中講師を引き受けて下さった松田 幸一さん、浅見 安二郎さん、佐々木 コテツさん、深沢 剛さん、和谷 泰扶さん、竹内 直子さん、デヴィッド スティンケンさん、そしてヤンシーさん、すてきな夏をありがとう。
写真提供=ふ~みんさん